高知おもちゃ病院

高知おもちゃ病院のホームページ

高知おもちゃ病院は、子供たちの壊れたおもちゃを直すことによって、物の大切さを教え、 また子供たちとの交流をはかることを目的とする高知のボランティア団体です。

2015年09月

9月26日(土)おもちゃ病院高知診療所
今日はこれまでの倍のおもちゃが診察に来られました。
16名のDrが目を回す状態でした。
開院を重ねるごとに持ち込まれるおもちゃが増えています。
今日は25体を超えました。この活動の期待感の高まりを感じます。がんばります~!

今後の開院日はHPで確認してください。日程の変更、出張診断など確認してお越しください。

20150926おもちゃ病院

20150926おもちゃ病院1

20150926おもちゃ病院3

「高知おもちゃ病院」開院以来初の出張診察です。
診察場所は「ゑびす昭和横丁」(土佐山田町商店街)のイベント会場で、天気もよく多くの人出がありにぎわっていました。
開院時間は、9/19:13時~16時 9/20:10時~12時 
オープン後、すこしづつ「壊れたおもちゃ」が持ち込まれはじめました。
すぐに修理が終わるもの、少し時間を頂くものなど色々ですが、なかには部品がなく修理できないおもちゃもあり、ドクターの心を痛めました。

2日間で16点のこわれたおもちゃが持ち込まれ、
即日修理完了したものはその場でお渡ししました。

修理に日数を要するおもちゃはお預かり(入院)して後日お渡しになります。
今回は南国市でのお渡しとなります(特記なし場合)ので
よろしくお願いします。
10/3 10:00~12:00 からくり創造工房(南国市大埇甲2122) 別頁「診察日のお知らせ」 参照

20150919高知おもちゃ病院1
イベントおよびおもちゃ病院

9月19日(土曜日) 10:00~12:00
からくり創造工房 南国市大埇甲2122(地図

前回、南国市に初オープンしていらいの診察日になります。(高知を合わせると通算13回目)
南国市では2回目で、おもちゃの持ち込みがあるかどうか、ドクター心配しておりましたが、
南国市以外からの来院もあり、結局15体の「壊れたおもちゃ」が持ち込まれました。
(一人で複数の依頼もあり)
また、修理は無料ですが寄付金を申し込まれる方がおいでになり、ボランティアとして大変感謝しております。

お預かりしたおもちゃは、修理をして特別の事情がある場合を除き、2週間後にこの場所でお渡しいます。
持ち込まれた方は、引き取り漏れのないようによろしくお願いいたします。

開院前のミーティング
20150919高知おもちゃ病院

持ち込まれた「壊れたおもちゃ」たちの一例
20150919高知おもちゃ病院2

高知)広がる笑顔 「おもちゃ病院」オープン

広江俊輔

2015年9月15日03時00分

  • 写真・図版

 壊れたおもちゃを修理する「おもちゃ病院」が、高知市南国市でオープンした。機械いじりや日曜大工が趣味の「おもちゃドクター」が丹精込めて修理する。依頼主は子どもから大人まで様々。完治したおもちゃを手にすると、みなが笑顔につつまれる。

 12日、高知市のNPO県生涯学習支援センターの一室。主に白髪交じりの「おじさん」たちが、おもちゃのクルマやぬいぐるみに真剣な表情で向き合っている。彼らはボランティアの「おもちゃドクター」、最年長は81歳。元電器屋のような専門家もいれば、機械をいじるのが趣味だという人もいる。

 この日、お母さんと一緒に訪れたのは岡林亜実ちゃん(4)。音の出なくなったおもちゃの電話を持って来た。ドクターがはんだごてで切れた配線をちょいと直す。音が出ることを確認した亜実ちゃんは、ドクターたちに満面の笑みを見せた。それにつられてドクターたちもほほえんだ。「この笑顔に出会えるのが楽しみなんだよ」

 別の女性(58)が持参したのは、動かなくなったオルゴール。ドクターが診断したところ、ゼンマイの油が固まっていた。掃除して潤滑油を入れると、「白鳥の湖」のきれいな音色が流れはじめた。女性は目をうるませた。「25年前に息子が景品で当てたものなんです。最近孫が生まれ、またこのオルゴールの音を聞かせたいと思っていた。よかった」

 その日のうちに直らないと判断されれば「入院」となる。新井健斗君(5)と絆斗(はんと)君(2)の兄弟はこの日、8月下旬に入院させていたおもちゃの銃を受け取りに訪れた。元通りに派手な光と音を出すようになった銃を見て、2人ははにかみながらもうれしそうな表情を見せた。

 高知おもちゃ病院は4月にプレオープン。試行錯誤しながら半年足らずで120個以上のおもちゃを直し、「完治率」も90%を超える。実績十分と、9月に高知市南国市で正式オープンするに至った。事務局長の竹内博則さん(66)は「そもそも、おもちゃは壊れるもの。そして時間をかければたいていは直せる。この病院で、物を大切にする心を育んでほしい」。

 おもちゃ病院が開院するのは土曜日の午前10時~正午。第1、第3土曜日は南国市大埇甲のからくり創造工房で。第2、第4土曜日は高知市大原町のNPO県生涯学習支援センターで。問い合わせはおもちゃ病院事務局(080・2990・3330)へ。(広江俊輔)

9月12日(土曜日) 10:00~12:00
高知県教育センター分館内 NPO高知県生涯学習支援センター 高知市大原町132

今年の4月にプレオープンしていた、「高知おもちゃ病院」は9月に正式オープンしました。
県東部の方々の利用を考慮し南国市にも「高知おもちゃ病院南国」を9/5開設し、
また、高知市の会場は今まで、高知市丸の内ビルで開院していましたが、今回から大原町に移りました。
今までは駐車場がなく、ご不便をかけておりましたが、これからは車でもお越しになれます。

プレオープンおよび南国での開院を含めると、今回で通算12回目で、
今回も多数のおもちゃ11件が持ち込まれました。また、メディアの取材もありました。

お預かりで修理完了、即日修理完了、入院(修理に時間を要するもの)などですが、
修理完了でお渡しするときは大変感謝されて、ドクターも喜んでおります。

こわれたおもちゃがあれば、是非「高知おもちゃ病院」まで。
できれば、お子さんとご一緒に来られ、直すところを見せてあげてください。

NPO高知県生涯学習支援センターにて
20150912おもちゃ病院

開院前にミーティング・メディアの取材も
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ドクターの修理風景・おもちゃが直って嬉しそうなお子さん
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修理完了したおもちゃ、修理中のおもちゃ
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